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放射性物質の飛散について

水道水からの放射性物質が検出されたことで、
ミネラルウォーターの買い占めなどの
ニュースが出ていますが、
どのくらい影響あるのかを個人的に調べてみました。
参考までにまとめておきます。

以下は素人の個人的な理解の範囲による記述です。
専門家ではないので誤りがあるかもしれませんのでご了承下さい。


まず、ニュースで良く登場する以下の二つの単位を
確認したいと思います。
※グレイ(Gy)についてはここでは書きません。

●シーベルト(Sv):
  実効線量、成体に与える被ばくの量


●ベクレル(Bq):
  1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ
  放射能の量を1とした値
  簡単に言えば、放射線を単位時間あたりに
  どのくらい放出するかの量

単純にみると、放射線の人体への影響は
シーベルト(Sv)だけで考えれば良いようです。

但し、シーベルトは時間を含まない量なので、
同じシーベルトの値でも、短い時間に
大量に浴びれば体への影響は大きく、
長期間で浴びれば影響は小さいことになります。

これは、おそらくDNAの修復機能の影響があるので、
長期にゆっくり浴びる分には、ダメージに対して
修復が間に合うということになります。

ベクレルは放射線の発生源の量です。
ベクレルの値が高い放射線の発生源があっても、
そこからの放射線を浴びなければ、
体への影響は無いことになります。

この二つの単位が混在して説明されるのが
分かりにくいのですが、これは状況を表現する為には
必要なので仕方が無いと思います。

それより、問題は以下に示す、それぞれの分母の値が
分かりにくいことだと思います。

●ベクレルの場合
 食べ物や雑草は1Kg あたり、水や海水は1リットルあたり、
 地表は1平方メートルあたりというのが、
 すべてベクレルという単位で表現されている。
 ベクレル/kgとか、ベクレル/リットル、ベクレル/平米
 と書いてくれると分かりやすいと思います。

●シーベルトの場合
 1時間あたり、1年間あたり、レントゲンやCTの一回分などが、
 すべて同じシーベルトという単位で表現されている。
 これもSv/h、Sv/年、Sv/回と書いてくれると分かりやすいと思います。

ニュースを良く読めば、~あたりや毎~という表現が
書いてあったりすることもありますが、
無い場合もあるので困りものです。
ミリ m(千分の1)、マイクロ μ(百万分の1)も
馴染みの無い人は分かりにくいかもしれません。

ここまでの内容を踏まえて、水道水に含まれる
放射性物質の影響を考えてみます。

報道された水道水の放射性物質の量は210ベクレル/リットルです。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20110324-752214.html

これは水に含まれる放射性物質の量なので、
ここから放射線を浴びなければ影響はありません。

問題はこの水を1リットル飲んだ場合になります。
体内に摂取した放射性物質からどれだけ放射線を浴びてしまうかを
換算する実効線量係数をいう値があります。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html
※風呂やコップの水からの外部被ばくは無視します。

実効線量係数を使うと、1ベクレルの放射性物質から
何mSv被ばくするかを計算することが出来ます。
上記ページを見ると、ヨウ素131を経口摂取した場合の
実効線量計数(Bq/mSv)は2.2/100000です。

なので、210ベクレル/リットルの水を1リットル飲むと、
210 x 2.2 / 100000 = 0.00462 mSv = 4.62μSv

ちょっと注意が必要なのは、
4.62μSvは総量(体内に放射性物質が存在する期間の積分値)なので
実際にはこの量を浴びる期間を考慮する必要があります。

ヨウ素131の半減期は8.1日、生物学的半減期は128日で
減っていくらしいです。
計算結果は、体内から完全に放射性物質が無くなる
50年間ぐらいの積算で4.62μSvということのようです。
当然上記の半減期で放射量は減っていくので
最初の一カ月ぐらいがほとんどの被ばく量になります。
※積算期間(50年ぐらい)についてはちょっと自信がありません、、、

長くなったので一度まとまめると、
210ベクレル/リットルの水を1リットル飲んだ場合、
約4.62μSvの被ばく
を一ヶ月間ぐらいの期間で受けるということです。

今回の水道水は、一番大気への放出の多かった事故直後の
放射性物質が、週末の雨で空気中の放射性物質が落ちて、
川に流れ込んだことが主な原因と思われるので、
放出が減っている現状で長期間続くとは考えにくいですが、
仮に、210ベクレル/リットルの状態が一年間続いてしまい、
毎日1リットル飲み続けたとすると、
1年間で210 x 365 = 76650ベクレルの放射性物質が体内に入ります。

ここからの被ばく量は上記と同様の計算で、
76650 x 2.2 / 100000 = 1.6863 mSv
の被ばくを、約1年で受けると考えられます


被ばくの影響を以下で見てみると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88

1年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均は2.4mSv、
210ベクレル/リットルの水を1日1リットル、
365日飲み続けても約1.7mSvなので、
ヨウ素131の影響だけなら、
1年に自然に浴びる放射線の影響より小さいことが分かります。
但し、妊婦の妊娠から出産までに浴びて良い人口放射線の限度は超えています。


実効線量係数は放射線の細胞の部位による影響や放射線の種類
(内部被ばくの場合はβ線の影響が大)によるファクターも含んでおり、
シーベルトに変換された時点で、
体への影響の数値として比較しても問題ないはずです。

これだけ大騒ぎしている水道水のヨウ素131の影響は
このままの値が1年続いて、毎日1リットル、1年間飲んでも、
自然に浴びる放射線の世界平均よりも低いことになります。。。

参考までに、3月15日の東京の放射線量は0.809μSv/h
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031513200065-n1.htm

3月15日に10時間外にいたら、8.09μSvの被ばくをすることになります。
報道された水を1リットル飲んだら4.62μSvなので、
3月15日には平気で外を出歩いていた人が、
慌ててミネラルウォーターを買っていたとしたら微妙ですね。。。
しかも、報道されたのは検出された22日の翌日で23日ですから、
既に前日から飲んでしまった可能性が高い。

被ばくは、大気中の放射性物質の吸入と食物からの摂取による
内部被ばくと地表に落ちた放射性物質からの外部被ばくのトータルになると思います。
ヨウ素以外に、セシウムやその他の積算も考える必要があります。
最終的な影響は全ての積算数値なので、どの程度が安全かははっきりは分かりません。

自然被ばくの範囲内なら発がんリスクが無いとも言い切れませんし、
ヨウ素は甲状腺など特定部位に集まるようなので同じ被ばく量でも
影響は違うかもしれません。
※一応、実効線量計数はこの辺も含んでシーベルトに変換されていると
 思うのですが自身無しです。。。
また、細胞分裂が多い妊婦や乳児は影響が大きいと思われます。

ただ、こうやって計算してみると、今回の水道水だけを取り上げて、
特別に心配することは無いのかなと思います。
放射線の影響が無いと言っているのでは無く、
他の影響と比べて突出している訳では無いということです。

一つ疑問なのは、被ばく線量シーベルトの基準値に対して、
水道水や食糧に設定されたベクレルの基準値が低いことです。
これは、食物はいろいろな経路から口にはいることもあるので、
積算を考えての基準なのかなと思います。
基準値設定の根拠が分からないので、なんとも言えませんね。

テレビではただちに人体に影響が無い言っているのは、
急性の被ばくによる影響です

長期間の少量の被ばくの体への影響は、
広島やチェルノブイリでのデータなどで研究されているようですが、
はっきりと統計的に有意な値としては出ていないようです。
但し、統計分析は前提条件や解析の方法によっても変わるので、
正式なコメントとして大丈夫とは言い切れないのでしょう。
http://cnic.jp/files/che20_20060304imfr.pdf

結果は数十年経たないと分かりませんし、
影響があっても因果関係は証明されないかもしれません。
その時には責任を取る立場の人は引退しているでしょう。
薬害エイズ、C型肝炎もそうですが、
国が大丈夫ということを鵜呑みには出来ませんので、
各自が理解を深めて、無理のない範囲で防衛するしか無いですね。

今回の水道水だけに関して言えば、
個人的な見解では、空気中や地上の放射線の影響と
大きく変わらないと思います。
※繰り返しますが、だから安全とは断定できません


今後を考えると、広範囲に飛散した放射性物質は長期間残ります。
(セシウム137の半減期は約30年)
飛散した放射性物質は雨で集まって河から海に流れます。
福島の海でも河口付近の放射性物質の量
がかなり高くなっていました。
東京湾の水はすぐに入れ替わりませんし、
生物濃縮で蓄積されたりといった可能性は
良く分かりません。

PCBやダイオキシンと比べてどのくらい影響があるか
分かりませんが、今後釣った魚を食べる為にも、
情報があると助かりますね。

最後に、一番心配なのは
冷温停止までの道のりがはっきり見えない福島の状況です。
いろいろと苦労はあり、日々状況が変わるので
計画が立てにくいのでしょうが、
いつまでに何を処置するのか、何を優先するのかが
明確に見えてきません。
ニュースでは各炉の状況と予定する処置が出ていますが、
いろいろなトラブルで予定通り進んでいない雰囲気です。

勝手なことを書いて恐縮なのですが、
進捗報告が90パーセントからなかなか進まない、
システム開発でデスマーチにはまっている状況に
似ているの気がします。
現場は死に物狂いで頑張っているのに、
新しい問題が次々に発生したり、
マネジメントが機能不全になったりで
目指すゴールに近づかない状況に似ているように思えます。

現場の方々は、都民の水道水のリスクとは
比べ物にならない量の被ばくをして、
日本の為に命を危険にさらして頑張っているので、
本当に頭が下がります。

現状では再臨界の確率は低いと思いますが、
そうでなくとも、圧力容器が大きく破損したら、
被害は比べ物にならない状況になるでしょう。
特に3号機はプルサーマル運転でMOX燃料が使われているようですし。。。

なんとか危機を脱してくれることを祈ります!!!

緑ウィーリーと水中映像

澄み潮のボート釣りで調子がいい緑ウィリー、
何故緑色???という疑問に対して、
先日の水中映像がヒントになるかなと思い、
ちょっと検証してみました。。

水面直下はこんなですが、
水面

想像している世界とは違い、
水中は驚くほどの緑色の世界。
水中_メバル

水中_メバル2

この状況に仕掛けが入るとどうなるのか、
試しに透明緑のプラスチックを通した写真を撮って
比べてみました。
色比較

結果は、ピンク、オレンジは緑色に消されて目立ちませんが、
緑は色が重なって濃くなります。

ちょっと強引な推測ですが、
上から光が入ってくる水中では、
緑色が良く見えて目立つので、コマセに同調した状態で
これにアクションが付くと、
反射的に食ってくるのではないかと思います。

釣りは経験則が大事ですが、
こうやって理屈を考えるのも楽しみの一つ。

そうなると、緑以外に、青や黒でも良いか???
と思うので、是非試してみようと思います。

釣行記をまとめて更新

しばらく更新していなかった3月頃からの釣行記をまとめて更新しました。回遊魚の居ない時期のカゴ釣りはパッとしないので、ボート釣りが多いです。

またしても

天気もぱっとせず、仕事も忙しくて、結局週末は釣りにいけませんでした。
日曜福浦に行った友人によると、回遊魚はサッパリとのことでした。
急に冷え込んで、今シーズンの回遊魚も終わりが近づいてきたようです。
そろそろカレイ狙いあたりに切り替えて今週末こそは出かけたいと思っています。

三連休は釣りにいけず

三連休は天気も悪くありませんでしたが、いろいろあって釣りには行けませんでした。
福浦のサバとヒラソーダは依然好調のようです。

三崎のワラサはイワシの群れが獲られてしまってもう終わりのようですね。残念。
そろそろ青物シーズンも終わりなので、来週末は行きたいと思います。
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kagoturi

Author:kagoturi
釣りにハマッて週末は東京近郊へ釣りに行ってます。
以前は遠投カゴ釣りをメインでやっていましたが、2009年にボート釣りを始めてみたら楽しくて、最近はボートばかり乗っています。

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